前年に確定した収入保険の保険料等が入金された場合の入力例をご案内します。
- その他の収入保険に関する入力方法につきましては、こちらをご覧ください。
⇒ 収入保険制度とは
ご案内する内容は、あくまでも一般例です。
具体的な経理処理につきましては、お客様ご自身でご判断いただくか、最寄りの税務署や税務相談窓口、または税理士等へご確認ください。
ご参考
⇒国税局電話相談センター
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【例】
4月1日に収入保険の保険金等600,000円が預金口座に入金された。
入金された金額600,000円の内訳は以下の通り。
・500,000円・・・前年に確定していた保険金(前年は「未収金」科目で計上)
・100,000円・・・積立金の取り崩し(積立時は「経営保険積立金」科目で計上)
【らくらく青色申告での入力】
らくらく青色申告では以下のように入力します。
- 前年に「未収金」科目を使って計上した分が入金された場合は、入金時の取引も「未収金」科目を使って入力します。
- 積立金の取り崩しが入金された場合は、積み立てた際と同じ科目を使って入力します。(今回の例では「経営保険積立金」科目)
1. 「摘要登録」に、保険金分の入金の入力に使う摘要を登録します。
※すでに入力用の摘要がある場合は 2. へ
(1) 「預金」をクリックします。
(2) 「入金」をクリックします。
(3) 「摘要名」は、わかりやすい名前を入力します。
(4) 「科目」は、「未収金」を選択します。
2. 「摘要登録」に、積立金の取り崩し分の入力に使う摘要を登録します。
※すでに入力用の摘要がある場合は 3. へ
(1) 「預金」をクリックします。
(2) 「入金」をクリックします。
(3) 「摘要名」は、わかりやすい名前を入力します。
(4) 「科目」は、「経営保険積立金」を選択します。
3. 「預金出納帳」に、保険金分の入金の取引を入力します。
(1) 保険金入金の入力用の摘要を選択します。
(2) 入金された保険金分の金額を入力します。
4. 「預金出納帳」に、積立金取り崩し分の取引を入力します。
(1) 積立金取り崩しの入力用の摘要を選択します。
(2) 入金された積立金取り崩し分の金額を入力します。
【参考】
上記の例を複式簿記の仕訳として表現すると、以下のようになります。
日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
4月1日 | 普通預金 | 500,000円 | 未収金 | 500,000円 |
4月1日 | 普通預金 | 100,000円 | 経営保険積立金 | 100,000円 |
【参考リンク】
⇒ 農業経営収入保険に係る税務上の取扱いについて(情報)(国税庁)
⇒ 農業経営の収入保険(農林水産省)
⇒ 収入保険に対応した収入の仕訳方法等の解説(農林水産省)
キーワード:
Q&A番号:0113a