Excel出力すると「出力に失敗しました」と表示されます。

Excel出力を行った際、以下のようなエラーが表示されて失敗する場合があります。
エラーのケースごとに、考えられる原因と対処方法をご案内します。

エラーメッセージ

○○○ の出力に失敗しました。

ファイルが使用中でないことをご確認の上、再度お試し下さい。

[エラー詳細]
(省略)

ケース①:エラー詳細に「アクセスできません」と表示される場合

エラー詳細の例

‘○○○.xls’ にアクセスできません

考えられる原因と対処方法

保存先のファイルがすでに存在している(上書きしようとしている)場合は、そのファイルが Excel 等のアプリで開かれている可能性があります。

開いているアプリを閉じてから、再度お試しください。
それでも解決しない場合は、パソコンを再起動してください。

ケース②:エラー詳細に「タイプ ライブラリ/DLL の読み込みエラーです」と表示される場合

エラー詳細の例

型 ‘System.__ComObject’ の COM オブジェクトをインターフェイス型 ‘Excel.Application’ にキャストできません。IID ‘{000208D5-0000-0000-C000-000000000046}’ が指定されたインターフェイスの COM コンポーネント上での QueryInterface 呼び出しのときに次のエラーが発生したため、この操作に失敗しました: タイプ ライブラリ/DLL の読み込みエラーです。 (HRESULT からの例外:0x80029C4A (TYPE_E_CANTLOADLIBRARY))。

考えられる原因と対処方法

Microsoft Office ではなく、他社製の Office 互換ソフト(WPS Office など)がインストールされている可能性があります。

Excel 出力機能を利用するには、Microsoft Office が必要です。
Office 互換ソフトをアンインストールした後、Microsoft Office をインストールしてください。

※Office 互換ソフトがインストールされておらず、Microsoft Office がインストールされている場合は、ケース③の対処方法をご覧ください。

ケース③:エラー詳細に「インターフェイスが登録されていません」と表示される場合

エラー詳細の例

型 ‘Microsoft.Office.Interop.Excel.ApplicationClass’ の COM オブジェクトをインターフェイス型 ‘Excel.Application’ にキャストできません。IID ‘{000208D5-0000-0000-C000-000000000046}’ が指定されたインターフェイスの COM コンポーネント上での QueryInterface 呼び出しのときに次のエラーが発生したため、この操作に失敗しました: インターフェイスが登録されていません (HRESULT からの例外:0x80040155)。

考えられる原因と対処方法

Microsoft Office が正常に動作していない可能性があります。

Microsoft Office の修復を行ってから、Excel 出力を再度お試しください。

修復の操作方法がご不明な場合は、Microsoft のサポートをご利用いただくか、パソコンのメーカーへお問い合わせください。

修復前のご注意

「クイック修復」でなく「オンライン修復」を行う場合には、プロダクトキーを要求されたり、Microsoft アカウントでのサインインが必要になる場合があります。

修復を実行する前に、必要な手順を十分にご確認ください。

なお、修復でも解決しない場合は、Microsoft Office の再インストールで解決できる場合があります。

Q&A番号:0020b

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