令和2年分の確定申告から、65万円の青色申告特別控除の要件が変わります
当社「らくらく青色申告農業版」をお使いの、個人の農業者様に影響がある、65万円の特別控除の要件変更のお知らせが税務署より届いている方もいらっしゃるかと思います。必要な手続きを行うことで、有利な税制メリットを受けることができますので、検討頂くとよいでしょう。
いくつか方法がありますので、改めて整理してみたいと思います。
1.令和元年度まで65万円の特別控除を受けられた方法の場合
①青色申告特別控除 | 65万から55万 | -10万 |
②基礎控除 | 38万から48万 | +10万 |
※実質、所得税額としては、変わりません。
2.更に、電子申告(e-TAX)、又は電子帳簿保存の実施した場合
③青色申告特別控除 | 55万 から 65万 | +10万UP |
※電子申告等により、更に10万円の控除が受けられ、節税となります。
上記、③青色申告特別控除を、簡単に受けるための方法を、オススメ順でご紹介します。
1.マイナンバーカードがある場合 イチオシ!
パソコンで、国税庁のHPにある、確定申告書等作成コーナーから電子申告を行う
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主に必要なもの
- マイナンバーカード
- パソコン(インターネットができる)
- ICカードリーダーライター
2.マイナンバーがない場合 イチオシ!
最寄りの税務署に行き、確定申告用のIDとパスワードをもらい、国税庁のHPにある、確定申告書等作成コーナーから電子申告を行う
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主に必要なもの
- 確定申告用のIDとパスワード(税務署で発行してもらう)
- パソコン(インターネットができる)
電子帳簿保存については、事前の準備と事務体制が煩雑なため、電子申告がオススメです。
具体的な手順や、必要なものについては、最寄りの税務署または国税庁HPをご参照ください。
本年では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点からも、自宅から電子申告を行うことが良いかもしれません。
また、マイナンバーカードについては、電子申告以外にも、今後利用できるサービスが拡充されることが予想されますので、お持ちでない方は、これを機に取得をご検討頂くとよいでしょう。
よくあるご質問Q&A
青色申告特別控除を受ける方法について
\簿記はむずかしい!という方にオススメです/
「らくらく青色申告農業版」の特徴
\2021年版らくらく青色申告農業版 新発売!/New!
\2020年分の申告をされる方はこちらです!/