この記事は、今年から当ソフトを使い始めた方向けの内容です。
前年以前から所有している償却資産がある場合は、前年の青色申告決算書(減価償却費の計算)などの資料をもとに、決算書の「償却資産台帳」に入力します。
以下の動画や文章の説明を参考に入力を行ってください。
【動画】困ったときガイド 新規導入時の設定編 後編
(※0:41~2:00まで)
【文章でのご説明】
入力前に、前年の「青色申告決算書」(白色申告だった場合は「収支内訳書」)などの償却資産について記載されている資料をご準備ください。
(1) メインメニュー右下の「決算書」をクリックします。
(2) 画面上部の「償却資産台帳」をクリックします。
(3) 「(E)減価償却費の計算」の新規行に、前年の青色申告決算書等に載っている金額などを転記します。
※基本的に、以下の項目に転記します。
①「減価償却資産の名称等」
②「資産区分」
・「建物」、「農機具等」、「果樹牛馬」の3つから選びます。
(「建物」や「果樹牛馬」に当てはまらないものは、すべて「農機具等」になります。)
⇒ 【参考Q&A】償却資産台帳の「資産区分」は、何を選べばよいのでしょうか?
③「償却方法」
④「牛馬」、「無形資産」
・該当する場合のみチェックを付けます。
⑤「面積又は数量」
⑥「取得(成熟)年月」
・和暦、西暦どちらでも入力できます。(例:令和6年1月の場合 → R6.1、2024.1)
⑦「[イ]取得価額」
⑧「期首残高(前年の未償却額)」
・必ず、前年の「[ヌ]未償却残高(期末残高)」の金額を転記してください。
⑨「耐用年数」
⑩「[チ]事業専用割合」
上記の項目を入力すると、本年分の「[リ]必要経費算入額」が自動計算されます。また、損益計算書の「減価償却費[20]」にも金額が反映されます。
2年目以降は、翌年用のソフト(更新版)をご購入いただき「前年分繰越」の操作をすることで、償却資産台帳の内容が引き継がれるようになっております。
また、その際に償却費なども自動計算されますので、毎年入力する必要はありません。
Q&A番号:0029a